ワセリンはある意味もっとも肌にやさしい保湿剤

日本薬局方ワセリン

ワセリンの主成分は油であり、おもに石油から成っています。

 

その結晶成分を抽出した上で、精製して得られる炭化水素類の混合物でもあり、非常に安定した物質でもあるので、人体に使用しても特に反応はおきないとされています。

 

そもそも石油とは古代の植物が原料であり、植物油の一種でもあるので、天然のオイルともいえます。

 

ゆえに保湿効果も高く、リップなどの原料ともなっていて、ワセリンをじかに唇に薄く塗るとグロスのような保湿効果を長時間持続させることができます。

 

刺激がほぼないので、皮膚が薄くてデリケートな目の周りにも気にせず塗ることができます。

 

この保湿効果をいかして、酷い乾燥状態によりひび割れた肌を改善させることもあり、特に荒れの酷い時はしっかり塗った後、綿手袋などをつけて一晩おくと更に効果が高いとされています。

 

いわゆるワセリンパックですね。

 

この保湿効果は、人体だけでなく革製品にも有効なので、レザー製の財布やバッグ、靴などにも薄く塗りこんでおくと、とても長持ちすると言われています。


精製度の違いで数種類のタイプがあります

ワセリンにはいくつか種類があります。

 

ベーシックな白ワセリンは、原料の石油から精製されたワセリンから不純物を取り除いた上体のもので、皮膚の保護剤として使われていますが、多少ベンゼンなどの不純物が残っています。

 

この状態ですと、稀に肌が合わない方がいます。

 

プロペトは、そんな白ワセリンよりも更に不純物を取り除いた高純度、高品質のものであり、なんと眼球にぬる軟膏の基剤としても使われるほどで、医療機関で最も使われているワセリンともいえます。

 

サンホワイトは、プロペトよりもさらに徹底的に不純物を取り除いたワセリンであり、白ワセリンはもちろん、プロペトをしのぐ純度と品質をもつものです。

 

そのため、少量でもよく伸びますし、べたつきもすくないとされています。

 

サンホワイト国内で手に入る最も高品質であるとともに高価なワセリン(でもあり、医薬品ではなく化粧品油として流通しています。

 

ワセリンの含まれたおもな商品とは

ヴァセリン

ワセリンを主成分としてつかう商品で有名なものとしては、ヴァセリンがあります。

 

これは、アメリカから輸入されている白色ワセリンの一種であり、酸化防止剤も含んでいます。

 

そのため、日光や湿度による成分変化もおきにくく保存にむく状態となっています。色は若干、黄みがかっており、少々べたつきます。

 

プロペトであれば、丸石製薬のプロペトホームが多く出回っています。

 

プロペトは基本、医薬品なので病院からの処方となりますが、この商品は市販薬として存在しています。当然、ヴァセリンよりも高品質で、不純物が少ないです。

 

サンホワイトは、国内で入手できるもっとも高品質なワセリンですが、高級品の部類にはいり、医薬品ではなく化粧品油として販売されています。

 

もっとも不純物が少なく、安全とされていますが、冬場は硬くなりやすいので、いきなり顔などに塗らず、手のひらで暖めてからのばすといいとされています。

 

 

 

参考URL

●ヴァセリン http://www.unilever.co.jp/our-brands/detail/vaseline/330225/
●プロペト http://www.maruishi-pharm.co.jp/public/product/propet/index.html
●サンホワイト http://www.sunwhite.net/index.html